INTERVIEW テクノロジーの力で新しいスタンダードを創る!CBcloud株式会社が見る「物流業界の未来」とは-

2020年02月12日
cbcloud%e8%a1%a8%e7%b4%99 CBcloudという会社がある。 物流業界の次のインフラを作る担い手として、非常に注目されている企業だ。 ソフトバンクをリードインベスター(特定の投資ラウンドで一番大きな投資を行う者)として、佐川急便、日本郵政キャピタル、CRE、といった国内有数の企業や、琉球銀行や沖縄タイムス等の地元企業からも出資を募り、20億円の資金調達を果たした。また、ソフトバンク、ANAカーゴ、JR東日本、佐川急便、日本郵政等名だたる企業との事業提携を実施し、着実にサービスの拡大を実現している。 代表取締役CEOの松本氏はなんと沖縄出身で31歳。昭和薬科大学付属高校卒業後、航空保安大学校を経て国土交通省に入省。羽田空港にて航空管制官としてキャリアをスタートし、2013年に退省。同年、CBcloud株式会社を設立。 そのCBcloudがこの春、沖縄拠点開設の運びとなる。 そこで今回これまでの歩みや事業概要、沖縄拠点にかける想い等、代表取締役CEO 松本氏とエンジニア部門マネージャー徳盛氏のお2人に伺った。 13
代表取締役CEO 松本 隆一氏(写真左) 1988年生まれ、沖縄出身。高校時代に独学でプログラミングを修得。自身が通っていた「東進衛星予備校」の授業配信システムを開発し同校に導入、現在も採用されている。高校卒業後、航空保安大学校を経て国土交通省に入省。航空管制官として羽田空港に勤務。2013年に退省、他界した義父の運送業を継ぎ、配送ドライバーを経験。同年CBcloud株式会社を設立。 運送業経営の現場で、多重下請け構造や非効率な慣習から、業務改善に余力がない物流業界の現状を実感。自身の会社だけでなく、あらゆるドライバーの環境を改善することで業界全体をより良くすべく、ITによる業界変革を決意。これまでに、ドライバーに意思決定権のある自由な働き方、効率的な稼働、正当な業務評価により努力が可視化される環境を提供してきた。ドライバーの価値が正当に評価され尊敬される存在になることを目指し、常に「現場で働く人のため」に尽力する。 エンジニア部門マネージャー 徳盛  氏(写真右) 1989年生まれ、沖縄出身。 2013年 琉球大学大学院理工学研究科卒業。同年株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ入社。 入社後、クラウドサービス事業の開発に寄与。 その後、SilverlightからHTML5へのリプレース案件に技術選定からリリースまで従事。 2016年6月に株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズを退職し、同年7月より参画。1ヶ月でPickGo(旧軽town)をローンチまで作り上げる。
-起業したきっかけを教えてください。 松本氏:はい。まず簡単に私の経歴からお話させていただきます。昭和薬科大学付属高校を卒業し、航空保安大学校へ進学しました。2007年に国土交通省に入省し、羽田空港で航空管制官としてのキャリアをスタートさせる傍ら、ボランティア的に義父が経営する運送業のシステム開発の支援をしていました。 初めは約50名程度のドライバーの方に対して、簡単に仕事が紹介できる仕組みでした。義父からの誘いもあり、起業するために2013年に同省を退職しましたが、その翌月に義父が急死してしまいました。 とにかく既存事業を運営していくため、「朝昼は営業と配送、帰ってきたらプログラミング」という目まぐるしい時間を過ごしました。自ら物流の現場に身を置き、辺りを見渡すと、物流業界は課題だらけ。下請け、孫請け等の多重構造。慢性的な人手不足の傍らで存在する23万人もの個人事業主ドライバーの存在。人がいるのに運べない不条理を目の当たりにし、ITの力で、社会インフラとして無くてはならない運送網構築に取り組もうと決意しました。 -初めからベンチャー的な意識で起業したわけではなかったんですね。 松本氏:むしろ、資本を受けて急拡大できるベンチャー企業という考え方を知ったのは、偶然ベンチャーキャピタルの方とお会いしてからでした。2016年に今のCBcloudの形になったタイミングで航空管制官時代の同期と高校時代の同級生である徳盛にジョインしてもらいました。 16 -徳盛さんとはもともと起業をしようという話をしていたのでしょうか? 松本氏:いえ、同級生でエンジニアだったのが徳盛だけだったんです(笑)。物流業界の抱えている課題や自分が考えているビジョンを話したら、「いいよ、やろう」と返事をもらえて。 -もともと松本社長とは仲が良かったんですか? 徳盛氏:高校時代は少し疎遠になっていました(笑)。 松本氏:まあでも中学はよく一緒にいるメンバーだったよね。 -御社は沖縄出身の方が多いですよね。 松本氏:そうですね。創業時、やたらめったら知り合いに連絡したというよりは、顔を知っていて信頼できる方にだけ連絡をしました。また、紹介や社員同士の繋がりなどで少しづつ沖縄の方が増えてきました。やっぱりお互いのことを知っているということは大切だなと感じています。

テクノロジーの力で社会を変えたい。そのビジョンに共感してくれる仲間が、自然に集まった。

12 -今ではGoogleや三井物産、KDDI等名だたる大企業で活躍されていた方達も貴社にジョインされていると思いますが、そういった優秀な方を惹きつけた理由は何でしょうか。 松本氏:やはり事業への共感が一番大きいです。資金調達前から支援いただいていた方々がほとんどで、そのまま入社していただきました。物流業界に強い問題意識を持っている人が多かった、というよりは物流業界をテクノロジーで変革するというストーリーに共感した方が多かったです。物流はなくてはならないものですし、そこの変革は大きな社会的な意義を伴うチャレンジという意識を持った方にご入社いただいています。

「物流業界の負の構造を解決する。」という強い原体験からスタートした事業。

11 -事業の概要についてもお伺いできますか。 松本氏:冒頭にお伝えした通り、物流業界全体を通じて、非効率かつ不透明な構造や慣習が根強く残っています。物流業界の負の構造を解決することが私たち事業の目的です。 配送の現場では、ドライバー自らが電話対応に追われると同時に受発注はFAXがメイン。作業自体がアナログのまま、数十年の時を経ても進化が見られていません。多重委託が習慣として業界全体に定着し、どのくらいマージンが発生しているのか不透明という構造を抱えていました。しかし仕事を断ると次からの依頼がもらえず、低賃金での労働を強いられる他、不定期かつ長時間の労働が常態化しています。これでは、配送ニーズの高まりに反してドライバー職の魅力は乏しく、人手不足は解決しません。 この負の構造を解決するためのプロダクトの開発・運営を行なっています。フリーランスドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」。登録ドライバーは15,000名を越え、配送マッチング率は99.2%、依頼からエントリーまで32秒でマッチングできます。業界最速で、1分以内にほぼ全ての荷主がドライバーを見つけることができるんです。(2019年6月末時点での実績) %e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%92%e3%82%99%e3%82%b9%e8%aa%ac%e6%98%8e -関連するプロダクトのリリースもなさってますね。 松本氏:AI・ブロックチェーン技術を活用した動態管理システム「ichimana」や、宅配業務を効率化する次世代宅配ソリューション「LAMS」というサービスをリリースしています。スマートフォン1つで配送業務をデジタル化できたり、自動でルーティングができるなど、より「PickGo」の利便性が高まるソリューションを提供しています。また、今後も新しいサービスの開発も予定しております。 15

「世界と勝負できる事業」を、沖縄からでも創れることを証明したい。

14 -今回沖縄拠点は開発拠点でしょうか。 松本氏:開発拠点の側面もありますが、事業拠点としても考えております。「PickGo」を中心とした既存事業の拡大はもちろんなのですが、首都圏とは違う地域特有のニーズや貢献の形を模索していきたいですね。また、沖縄は日本の中で人口増加をしている数少ない地域です。キャリアをより高めたい方や沖縄にUIターンをしたい方にとって、働く場として魅力的だと思われる拠点にしていきたいです。ですので、エンジニアに限らず事業開発の方も採用していきたいです。 -沖縄でも東京と給与面の水準は変わらないとお伺いしました。 松本氏:そうですね。沖縄は受託開発がメインの企業が多く、実力があっても相応の報酬がもらえていない方が多いと聞いています。今回、東京と沖縄の業務内容は同等のものにする予定ですので相応の報酬をお支払いすることはもちろんですが、世界に勝負をしていける社会的なインパクトが大きい事業を沖縄からでも創れることを証明していきたいです。 -沖縄拠点ではどんな方を採用したいですか? 松本氏:これは沖縄に限らずそうですが、大きく2つあります。弊社のビジョンに共感し、社会問題を解決する仕事がしたい方。人々の生活を良くしたい。社会をより良いものにしていきたいと思っている方です。そして成長意欲の高い方。自分の仕事の枠に囚われずに仕事を楽しめる方と一緒に働きたいと思っております。 徳盛氏:フロントエンドやバックエンド、事業開発に至るまで自分の業務の垣根を超えて全員でサービスの改善や新規事業の開発をしていますので、オーナーシップを持って仕事ができる環境は弊社の面白さだと思います。 17 -沖縄拠点開設は創業時から意識されていたのでしょうか? 松本氏:はい。やはり沖縄へ恩返しをしたい想いは強く持っています。私や徳盛だけでなく多くの沖縄出身の人間がおりますが、沖縄に貢献したい意識を強く持っている社員も多いですね。繰り返しになりますが、民間で沖縄からメガビジネスが生まれた実績はほとんどないと思います。それを沖縄出身の私たちが成し遂げることは大きな意義があるのではないかと考えております。 -最後に、新たなステージで活躍したいと考える求職者に一言お願いします。 徳盛氏:弊社の社員は、webエンジニアの第一線で活躍している方はもちろん、受託やSIer出身者等、幅広いバックグラウンドを持ち、新しい挑戦の場として弊社で活躍しています。沖縄でも同じように、新しい挑戦の場として弊社を選んでもらい、「一緒に大きいことを成し遂げたい」という想いを持った方と働いてみたいと思います。 松本氏:沖縄拠点では、あまりルールに囚われないような挑戦的な組織を創っていきたい。プロフェッショナルが自己の裁量で成果を出せるような組織にしていきたいと思っています。社会変革に強い気持ちを持った方や沖縄から挑戦して行きたい方と是非一緒に働いてみたいと思います。
熱い志を持ち、業界のゲームチェンジャーとして期待されているCBcloud。 沖縄拠点開設の立ち上げメンバーとしてジョインすることはまたとない機会ではないだろうか。

物流テックベンチャー沖縄拠点立ち上げメンバー! フロントエンド・バックエンドエンジニアを募集中!cbcloud_banner

関連記事

  • INTERVIEW 2020.05.01
    「インサイドセールス」があなたのキャリアを切り拓く!? サービスソース・インターナショナル・ジャパンが語る、時代の先端を行く、場所に囚われない仕事とは。
  • INTERVIEW 2020.03.13
    「人こそ主役」は本当か!? 社長でも人事でもなく、入社直後の若手社員だからこそ感じている本音を、JOBANTENNA編集部が“せきらら”インタビュー!
  • INTERVIEW 2019.10.10
    【対談#1】 AIは仕事を奪わない?! Chat Support Base株式会社が考える「働き方の未来」とは?
  • INTERVIEW 2019.07.18
    「ビジネスマンは体が資本」 と語る沖縄赤十字病院の院長先生に、病院の特徴から沖縄の未来まであれこれ聞いてみた!