INTERVIEW 「チーム結束力を高める」と今注目のビーチクリーンアップ活動。リサイクル事業を手がけるReOKが環境活動に取り組む理由とは?

2019年07月12日
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個人経営の家具販売業 大川家具から始まり、今年で創業58年となる株式会社大川。 その中で中古家具委託販売事業を担うRe OK (リ・オーケー)では、 「UMIKATSU」というビーチクリーンアップ活動を積極的に行なっている。 今回の取材では、執行役員の外間完一郎氏と、企画を担当された髙松葵氏へ、 UMIKATSUの内容と意義についてお伺いした。

 

今まで通りを行うだけでは、事業も人もつまらない

6 ―まず初めに「ReOK」では、どのようなことをしていらっしゃるのですか? 外間完一郎氏(以下、外間):株式会社大川では、家具やインテリア雑貨などの販売事業を始めとして、企業向けインテリア事業、配送・訪問事業、内装工事事業などを手がけています。その中でReOKは家具などの中古品代行販売業を担っており、使わなくなった家具やインテリア用品などを店舗に置き、委託代行販売するという形をとっております。 新しい家具を買うと、家にある家具はいらなくなり、その後どうしようか悩む方も多いと思うんです。廃棄処分にするというのはとても勿体無いし、ゴミを増やすことは社会的な問題でもある。かといって、思い出のつまった家具をリサイクルショップ店の言い値で安く買い取られてしまうのもなんだか残念に感じてしまう…。 そこでReOKはリサイクルショップの在り方を見直し、お客様に値段をつけていただくスタイルを取っています。お客様自身が納得した価格で売り、私たちが店舗で販売し、また新しい方に使っていただく。 ―今までのリサイクルショップにはないシステムですよね。 外間:はい!これをReOKでは、“みんなが喜ぶハッピーサイクル循環型代行販売” と呼んでいて。「リサイクルや店舗販売はこうあるべき」という概念や思い込みを取っ払い、新しい考え方を作りたいと常々考えています。 「これまでこうだったからそのまま続けていく」というのでは面白みがないので、「これからどうしていくか」「どんな文化や概念を作りたいか」をメンバーと一緒に考え、それをお客様にも楽しんでいただくのが大事だと思っています。  

メンバーが自発的に考えて、スタートを切ったUMIKATSU

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―「これからどうしていくか」を考えて始まった活動はありますか? 外間:現在は、廃棄量を減らすという活動をしています。不法投棄などによるゴミの量が県内だけでなく国内、そして世界的にも問題になっていますよね。そこで、ReOKのメンバーみんなで「リサイクル事業をする私たちRe OKができること」と考え、できることから企画して実践しています。 髙松葵氏(以下、髙松):具体的には、もう使わなくなった家具をパーツに分別して再利用したり。例えば、ベッドのマットレスを解体し、金属は地金屋さんへ持って行く。インテリアとして使える部品は店内で「こんな風に活用できるんですよ」などとディスプレイで紹介したり。できる限りゴミを出さないような活動をみんなでアイデアを出しながら行なっています。 外間:ここ最近では、できる限りゴミを出さないことだけではなく、ゴミを減らすことにも携わりたいという話が出て、メンバー同士で案を出し合って「UMIKATSU」というビーチクリーン活動を始めることになりました。   ―ウミカツですか? 外間:はい。海の活動と書いて、「UMIKATSU(海活)」です。要はビーチクリーンアップ活動ですね。 1 髙松:ビーチクリーンアップ活動と聞くと、多くの方がイメージするのは“海のゴミ拾いをする”ということ。私たちも、実際にゴミ拾いにも出向きますが、多くの人に“ビーチクリーンアップ”という活動の存在を知ってもらうために、イベント企画なども行っています。 今、世界中のサーファーたちの間でも「サーフワンハンド」「ワンハンドビーチクリーン」の精神が広まって来ていて、海から上がったら片手に持てるだけのゴミを自分で持ち帰ったり、地元の自治体やボランティア団体と協力してビーチクリーンアップを始めているんですよ。 とても綺麗な沖縄の海なのに、ビーチを歩いている時にゴミを見つけると、とても残念な気持ちになるし、海に対しても何だか申し訳ない気がしてしまうんですよね。  

「沖縄のためになること」にこだわりを持ち、チャレンジを続けたい

5 ―「ビーチクリーンアップなどの社会貢献活動がチームの結束力を高める」と話題になっていますが、そういった狙いもあったのですか? 外間:結果的にはチームの結束力がより強くなったかもしれませんね(笑) 髙松:そうかもしれませんね(笑) でも、ReOKにとっては結果的にそうなっただけであって、起点は「沖縄の海を美しいままに、子供達のそのまた子供の世代まで残したい!」という想いです。 沖縄の海には、県外の方が初めて訪れた時に受けるオキナワブルーへの感動や、何度訪れても感じる心地良さがあると思うんですよね。そんな美しい沖縄の風景を後世へ繋いでいくために、私たちの手で実行していかないといけない。 私も海活を始めて知ったのですが、実は海にあるゴミは街から川を経由し、最終的にビーチにたどり着いたものだったりする。だからこそ、みんなで街の暮らしや習慣から変えていかないと行きたいと思っています。 多くの人が一緒にUMIKATSUを体験することで意識が変わり、毎日ちょっとした行動を変えることで、大事な沖縄の海を守れるとしたら。それってとても嬉しいことじゃないですか? 外間:そうだね。これからも「沖縄のためになること」という軸をブラさずに、たくさん意見を出し合いながら、チャレンジを続けていこうと思っています。
今回お話をお伺いし、編集部メンバーも感化され、週末海へ行った際にゴミを少し拾って帰りました。 「沖縄のため」という信念を持ちながら、活動と発信を続けるReOK。 事業の枠を超えて挑戦したUMIKATSUを通して、社員の皆さんが更に結束している様子も拝見しました。 ビジネスパーソンの皆様も、近所の海でUMIKATSUを実践してみてはいかがでしょうか。   ▼Re OKの求人ページはこちら 15a2c82f8d37a7e4dfa2d20bddbb539b_ookawa4

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