INTERVIEW 沖縄移住・転職=積み上げること。看護師13年を経て、今は「沖縄の魅力を伝えたい」

2019年06月25日
%ef%bc%91 2019年3月18日(月)那覇空港新ターミナル内に、クラフトショップ「Dear Okinawa,」がオープンした。 県内企業である「ゆいまーる沖縄株式会社」と、東京の企業「ネイティブ株式会社」が共同で立ち上げたという この店は、沖縄の職人さんが手掛けたメッセージ性のあるものだけを厳選して取り揃えている。 Dear Okinawa,の立ち上げにあたり「ゆいまーる沖縄株式会社」へ入社したという 「溝曽路 直美(みぞろ なおみ)」さんは、会社との出会いをきっかけに異業種からの転職を果たし、 沖縄に移り住んだという。 溝曽路さんは現在、休日にも職人さんの工房を見て回るほど仕事に熱中している。 異業種からの転職を果たし、現在は「仕事だと思っていないんです」と話す溝曽路さんの転職後の変化を取材した。  

看護師13年からの転職・沖縄移住!きっかけは 「たった一度の人生だから、全然違う仕事をやってみたい」

%ef%bc%92

県外で13年間看護師を務めていたという溝曽路さんは「看護師をずっと続けると思っていた」と話す。 溝曽路さん「前職で働いていた頃の私の趣味は“旅行”で、特に沖縄が大好きでした。 6年間何度も沖縄に通い食べ歩きや観光を楽しんでおり、その頃から沖縄の工芸品が大好きだったので、 やちむんを見て回ったりするうちに、沖縄で’ものづくり’をしている方に興味を持つようになったんです。」 休日を利用して何度か沖縄に訪れていたという溝曽路さん。 溝曽路さんが転職を意識したのは、沖縄が好きすぎて移住を決意したタイミングだった。 溝曽路さん「看護師の仕事はやりがいもあり、ずっと続けてもいいなと思っていました。 けれど、沖縄への移住を考え始めたタイミングで、ずっとこのまま看護師しか知らないままでいいの?と思ったんです。そして『たった1度の人生だから、全然違う仕事をやってみたい』と、転職を決意しました。」  

「これだ!」と思い即行動!やりたい気持ちに忠実に動いた結果、転職・沖縄移住に繋がった

%ef%bc%93 溝曽路さんは、いざ転職を考えてみたものの、どんな仕事を選べばいいのか分からなかったと話す。 長い時間をかけて自己分析を行ったところ、旅行と沖縄が好きだったことから、 「旅行者と関わりながら、沖縄を伝える仕事がしたい」と考えるようになったのだそうだ。 そんな話を友人に話すと、友人から「面白い会社があるよ」と紹介されたのが「ゆいまーる沖縄株式会社」。 この出会いにより、漠然としていた働き方への理想が明確になったのだと語った。 溝曽路さん「これだ!と思いました。県外や世界に向けて、沖縄の文化や歴史、工芸品などの良さを伝えることのできる仕事、会社の理念や経営目的にとても共感し、ここなら沖縄の価値を伝えられる仕事ができると思ったんです。 面接をしていただいた後は、迷うことはありませんでした。今年の1月に看護師をやめ、2月に沖縄に移住しました。」 %ef%bc%94 「自分でもびっくりしています」と笑顔 入社後、怒涛の1か月を経て3月にオープンを果たしたDear Okinawa,。 分からないことだらけで開店へ向けて切磋琢磨する多忙な日々を越え、現在はDear Okinawa,で働きながら、 休日は職人さんの工房をまわっているという。 -せっかくの休日がなくなってしまうのでは? 溝曽路さん「全然仕事だと思っていないんです(笑)! 職人さんがどういうことを考えながらものづくりをしているのか気になりますし、 日々工芸品に囲まれて仕事をしているので『これをつくっている人に会ってみたい!』って思うんです。 実際に会って話をすると商品の魅力を知ることができるので、そこで知った魅力をお客さんに 伝えたくなりますし、それによってお客様が商品を気に入って購入していただけると、 とても嬉しい気持ちになれるんですよ。」 %ef%bc%95 ものを販売するときは、作り手さんの気持ちも一緒に届けることを意識しているのだそう。 どういう伝え方をすればいいか悩むときは、作り手さんに会いに行き 「どういう風に伝えればいいですか?」と率直に尋ねるのだそう。 また、自社で仕入れている商品だけでなく、興味を持った作家さんに積極的に会いに行っているという 溝曽路さんは、「会社がどんどん提案していいよ、というスタイルなので、仕入れたい商品を見つけたら 写真付きで提案したりしています。」と話す。 作り手さんや作品の話をするときの、とても楽しそうな表情が印象的だった。  

移住・転職=経験を積み上げていくこと。 一度きりの人生だから、新しい自分に出会い続けたい

%ef%bc%96 店舗には作り手さんのパンフレットやショップカードがずらり。 最後に、転職を経て現在どう感じているかを伺った。 溝曽路さん「後悔は全くありません。私にとって転職はネガティブではなく、経験を『積み上げていく』 というイメージなんです。実際、異業種に転職したことで今までとは違った課題にぶつかったり、 逆に今まではなかった喜びに出会うことができています。 同じ人と関わる仕事でも、ものを売る大変さを学ぶことができましたし、 これからも大変なことはあると思うけど、頑張りたいです。」 -移住についてはいかがですか? 溝曽路さん 「移住については、まだ数か月しか経っていないので分からないことだらけですが、 今後は歴史や文化も学んでいきたいと思っています。学びを通して、自分がやってみたい表現や発信なども、 空港店という枠を超えてやっていきたいなと思っています。」 %ef%bc%97 オープニング経験を経て「この3か月が濃すぎて、今は看護師やってたっけ?と思うほどです」と 笑顔で話す溝曽路さん。 溝曽路さん取材のあと、ゆいまーる株式会社社長「鈴木 修司(すずき しゅうじ)」さんにも、 彼女の仕事ぶりについて話を伺った。 %ef%bc%98 鈴木社長「看護師をやっていたからか、とても仕事が丁寧で感心しています。 人に寄り添う力が強いのと、少しのことで動じない肝の据わった女性なので、頼もしく思っています。 今後も期待しています。」 鈴木社長は、働く人の主体性を大事にしているのだそう。溝曽路さんは、県外出身者ということもあり、 外から見た沖縄の魅力や、アイディアなどどんどん提案して欲しいと話した。 %ef%bc%99 真剣に企画出しを行う溝曽路さんと鈴木社長 最後にDear Okinawa,の今後の展望について話を伺った。 鈴木社長「今後は、店舗だけで完結しない店づくりを目指していきたいと思っています。 店はひとつの発信地としてありつつ、違った場所で作り手さんのツアーのような企画を組んだり、 場所にこだわらず、沖縄の魅力を発信していきたいと思います。」 JOBANTENNA 編集部より それぞれの地で活躍する作家さんの想いも伝える場所がここDear Okinawa,。 店舗にはそれぞれのブランドの資料やイベントフライヤーが置かれており、商品を購入するだけでなく、 沖縄の職人さんたちのこだわりや想いがひとつの場所に集まった場所だと思った。 ここで出会った商品をきっかけに、工房に足を運ぶのも面白そうだ。 是非店舗に足を運んだ際は、商品や職人さんについて、溝曽路さんに伺ってみてはいかがだろう。 %ef%bc%91%ef%bc%90 ◆Dear Okinawa, 【住所】〒901-0142 沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港際内連結ターミナル 2階 【営業時間】7時~20時30分 【定休日】なし 【問い合わせ】staff@dearokinawa.com 【公式サイト】https://dearokinawa.com/ dear%e6%b1%82%e4%ba%ba ゆいまーる沖縄株式会社の求人はこちら▶︎https://www.jobantenna.jp/at/13081

関連記事

  • INTERVIEW 2019.10.10
    【対談#1】 AIは仕事を奪わない?! Chat Support Base株式会社が考える「働き方の未来」とは?
  • INTERVIEW 2019.07.18
    「ビジネスマンは体が資本」 と語る沖縄赤十字病院の院長先生に、病院の特徴から沖縄の未来まであれこれ聞いてみた!
  • INTERVIEW 2019.07.12
    「チーム結束力を高める」と今注目のビーチクリーンアップ活動。リサイクル事業を手がけるReOKが環境活動に取り組む理由とは?
  • INTERVIEW 2019.07.11
    沖縄から世界へ。第一精工 56年の知識と経験から沖縄の製造業をアップデート