INTERVIEW 「仲間ではなくプロとの契約。」ジョブアンテナ求人応募数ナンバーワンを誇る琉球オフィスサービスが求める人材とは

2019年02月22日
琉球オフィスサービス 藤本社長

制作費無料・月額7,900円でHP作成~サポートを行うというWEB制作のサブスクリプションモデルを成立させた「株式会社琉球オフィスサービス」(以下:琉球オフィスサービス)。ターゲットを中小零細企業に絞り、“HPをつくりたいけど何十万もかけられない”というエンドユーザーのニーズを満たすサービスを提供。2010年の創業以来、申し込み実績は県外含め5,000社を超える。

そんな琉球オフィスサービスの代表取締役である藤本和之さんが掲げるビジョンは『沖縄で最も良い会社をつくること』。その”良い”には、スタッフの待遇も含まれており、今年度の正社員平均月収は41.8万円(平均年齢32才)、残業不要、有休消化率100%と県内水準を大きく上回る。

結果として、ジョブアンテナにおいても求人応募数ナンバーワンとなっている。だが、藤本社長は「スタッフに優しい会社だとは思わないし、目指してもいない」という。今回は、『沖縄で最も良い会社をつくること』を目指す藤本社長が考える“良い企業”像と、“琉球オフィスサービスが求める人材像”について話を伺ってきた。

 

求人応募数ナンバーワンの「琉球オフィスサービス」が掲げるビジョン

「弊社は『沖縄で最も良い会社をつくること』を目指していて、『良い会社』には3つの定義を定めています。」  
【ビジョン達成に向けた3つの定義】 ・県内WEB業界で最も良いサービスを提供する ・県内WEB業界で最も良い待遇を準備する ・県内WEB業界で最も強力なキャッシュフローを創出する
 

①サービスについて

どこにでもあるサービスを売るのではなく「明らかにいいサービス」を提供したいと思っています。僕は、前職で中小零細企業と関わる機会が多かったので、ある程度ニーズを把握していました。そのひとつがHP制作について。ご夫婦で沖縄そば屋を経営されている方や、個人でネイルサロンを営む女性など、小さな商売を営む方々にとって、「WEB制作に30万円は重い」というのがありました。また、その方々は、とにかく“WEB=難しいもの”という印象が強い。そこに時間やお金をかけるくらいなら他にかけたい、という理由でHPをつくらない企業が多かったのです。 そこで、月額7,900円でHP制作費無料・取材や撮影など、「面倒なことは全部こちらでやります」「解約フリーで、いつでも辞めてOK」という、サブスクリプションモデルのWEB制作サービスを立ち上げました。毎月口座から引き落とされても負担にならない価格設定と、解約フリーにすることで「HPはあった方が良いと思うけど、難しそうだし高いからつくっていない」という層にアプローチしています。  

②待遇について

質の高いアウトプットや背負ってもらう責任に応じて、比較的高い報酬を設定しています。残業も原則不要。有休消化率も100%です。他にも、配偶者や子供の誕生日には15時で帰宅してお祝いの準備をするという“ファミリーデー制度”なども実施しています。  

③収益について

前期までの年間売上成長率は8年間の平均で170%。現在では設立から33倍に成長しました。サブスクリプションモデルなので、顧客が増えれば増えるほど収益が積み上がり、長期的に成長していくビジネスモデルを展開しています。   5 ー「顧客満足」「スタッフへの待遇」「収益」と三方良しですが、それらはトレードオフにならないのですか? 短期的に考えるとトレードオフになりますが、長い目で見ると成立します。長期的に見て収益を上げるには、顧客に質の良いサービスを提供し続けることと、それに見合った質の良い仕事をしてくれるスタッフが必要で、その相乗効果として収益が上がる、という構造です。長期的にはトレードオフにならないばかりか、高い相乗効果が生まれます。短期的な視点だと『給料を安くすればその分、利益が出る』となりますが、そのような視点では弊社のビジネスモデルは機能しません。 弊社は設立当初から10年単位での事業計画を立てており、3年間は何をどうがんばっても赤字になる計画でした。3年間赤字、その後2年で累損を解消、6年目以降でようやく収益を積み上げていくという長い視点の事業計画です。現在、ほぼ当初の計画に沿って成長することが出来ています。  

ビジョンの背景にあるのは、上場企業で勤めた経験

7 僕は前職で上場企業に勤めており、利益に対する責任が非常に重かったので、当時の僕自身の未熟さから、エンドユーザーに対してサービスの意識が低く、収益を上げることに集中した仕事をしてきました。そこで『利益を生む技術』を学ばせていただいた反面、顧客とスタッフを軽視するという、決して誉められた責任者・経営者ではありませんでした。その反省から、「利益を生みながらエンドユーザーやスタッフ、どれも捨てない会社をつくりたい」という自分自身の挑戦の意味で、現在の理念を掲げています。 4

「仲間ではなくプロとの契約。」待遇は追求するが、要求は甘くない

ただ、弊社の“待遇”には、率直に言って“スタッフの感情的な満足度”は含まれていません。やりたいことだけをやってもらえるとは限らないし、モチベーションのための研修などもやりません。スタッフを採用するということは弊社にとって「仲間」や「家族」をつくることではなく、「プロと契約すること」と捉えています。大人として、プロとして契約を結んだ以上、モチベーションに関係なく必要なことを要求しますし、やらなくていいことは徹底的にやらなくていいと思っています。 待遇面だけで見ると甘い会社に映るかも知れませんが、決してそうではなく、決められた時間内に結果を出すことを強く要求しますし、結果が出ていないスタッフが居心地が良いと感じることはできないと思います。 待遇の向上を目指すのは、顧客にいいサービスを提供するうえで、優れた人材に顧客の前に立って欲しいからでもあります。要求するレベルに見合った報酬は支払うべきだと思っていますから、決してアウトプット以上に支払っているとは思ってません。なので、“スタッフに優しい”わけではないし、それを目指してもいません。正当に還元しているだけだと思ってます。  

スタッフと会社がフェアな関係であるために大事にしている「透明性」

3 弊社が大事にしているのは優しさではなく『フェアであること』です。弊社にとって採用は、プロとの契約。弊社は採用したスタッフのアウトプットに対して報酬を支払っており、モチベーションや学習に対してではありません。モチベーションの管理はプロとして自分で行ってもらいますし、学習が必要なら自分で学んでもらいます。当然スタッフには選択する権利があるので、このように個人に対して強いプロ意識を要求する弊社の環境を好まない方、適さない方もたくさんいらっしゃると思っています。 また、社歴や性別、キャラクターで評価することはありません。「声の大きい人」や「残業をたくさんする人」を評価する文化もありません。純粋に成果と能力で評価する。どれだけ頑張っても長い人には勝てない会社にはしたくないし、既得権に居心地の良さを感じる人は求めていません。 時間に関しても、フェアであるべきだと思っています。一般的な企業は、スタッフを会社に寄せすぎていると思うんです。『甘えている』と言えるかも知れない。スタッフが会社と契約し提供しているのは「〇時~〇時」という決められた時間枠。個人の時間を会社都合で奪うのは甘えだと思っているので、弊社では一定の時間になると基幹システムにログインできなくなります。限られた時間内に必要なアウトプットをしてもらう必要があるので、「スタッフの邪魔をしないこと」はとても意識しています。日報提出や朝礼、過度な進捗確認などは行いません。ランチタイムも自由。誰が何時にどこへランチに行こうと誰も気にしませんし、報告義務もありません。 6 また、スタッフ全員の報酬額とその計算式を公開するなど「透明性」にもこだわっています。僕自身の給料も公開しています。給料の中身(なぜその報酬額なのか)についてきちんと説明できるようにしています。なぜそうしているかというと、報酬の差はともかくとして『その差は何なのか』が明確でないことが、優秀な人を腐らせてしまうから。自分より報酬が高い人との違いが何なのか、埋めるべきギャップはどこにあるのかが分からず、上司との関係や社内政治的な要因が見えてしまうと、純粋に結果で勝負できる人ほどシラけてしまうんですよね。 それぞれの給料とその理由を明確にし、上を目指す人はどう頑張ればいいのか、自分と他者の評価の違いは何なのか、それを透明化することで、やるべきことや目標を明確に持って欲しいと思っています。  

最後に

琉球オフィスサービス 藤本社長 これまでWEBに関わる事業を展開してきましたが、当初からWEBにこだわっているわけではなく、沖縄という土地で最も良い会社をつくるために『誰が見てもいいね!と思えるサービス』を提供したいと考えてきました。一人のプロとして実力を発揮したいと考える方、そして弊社が考える人事のあり方を快適だと思ってくれる方にご応募をいただきたいと思っています。是非、プロとして、琉球オフィスサービスと契約してくれる方をお待ちしております!
▼琉球オフィスサービスの求人情報はこちらから 02e601c5c585e720c4b3a18539988310_image-980x400

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