INTERVIEW 10期連続増収増益の超優良企業、じげんが沖縄拠点開設。拠点開設の背景や今後の展望を独占インタビュー

2017年05月13日
東証マザーズ上場の株式会社じげんがついに沖縄拠点を開設。「社会の問題を事業で解決する」という熱い想いを持って次々と新たな事業を展開し、10期連続で増収増益を達成。その圧倒的な成果を支えるのは「事業家集団である」という強い意志だった。開設への想いや背景、今後の展望など、じげんのこれまでとこれからについて、余すことなく伺った。

沖縄進出にかける想いとは?

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「チャレンジしたいけど場所がない。そんな人には是非じげんでチャレンジしてほしい」と語る執行役員で人事責任者の翠勇樹さん。

まず、今回なぜ沖縄拠点を開設するのでしょうか。

翠:はい。まず、沖縄に行くということは今回初めて出た話ではなくて、以前から検討していた話でした。現在採用活動は東京を中心に行っているのですが、M&Aや事業拡大を加速していく上で、優秀な人材獲得が更に重要なテーマになってきていて、採用活動も全国規模で行っていく必要を感じています。 zigexn01 沖縄はデータ入力やコールセンターなどのBPOで人件費を抑える目的で拠点を構える企業が多いことに象徴されるように、求人の時給・年収ひとつ見ても、随分低いと思いましたし、沖縄発で新規事業開発やサービス企画をうたった仕事自体も少なすぎると感じました。それだと仕事への挑戦意欲の高い人は県外に出ていかざるを得ないですし、優秀な人材を沖縄に留めておく場がまだまだ少ないと考えました。採用戦略ではポジショニングがとても重要だと考えていますので「沖縄で一緒に事業をしよう、沖縄発の事業も立ち上げていこう」と強くメッセージすることで、沖縄で事業に挑戦したい人材に効果的に「じげんという場」を理解してもらいながら、その集まった優秀な人材とともに当社ならびに沖縄の事業を加速させたいと考えたのが初めの動機です。 tagline  

社内でも、沖縄拠点への強いリクエストがあったとお伺いしました。

翠:沖縄は日本の中でも地域の魅力が高い有数の場所で、東京の人材を沖縄に送り込んでクリエイティブワークは沖縄で行うとか、今後の働き方改革も見据えて場所を問わないリモートワークの仕組みを構築するとか、既存組織へのプラスの効果もあると考えています。社員に対するリフレッシュ休暇等福利厚生としても有効だと考えており、この沖縄拠点立上げのプロジェクトには、頼んでいないのに「私にも何か手伝えることはないか」と言ってくれる社員が増えています(笑)  

本部との関係や連携はどういう風に行いますか?

翠:いま、ベトナムに拠点がありますが、単にオンラインでコミュニケーションを取りながら仕事するといったことだけではなく、留学的にリーダーやマネージャーを東京に派遣して一緒に仕事をする機会を設けたり、ともに事業推進してもらったりなどコミュニケーションを密にする仕組みがあります。現在、遠隔での勤務について、距離を出来るだけ縮める工夫や通信環境の改善についても整備していこうと考えております。 misu02  

沖縄と東京で仕事内容や賃金に差はあるのでしょうか。

翠:地域差をつけない形で考えており、あくまで仕事内容と賃金をフラットに考えて設定していくつもりです。それは県内在住の方は勿論、UターンやIターンの方にも優秀な人材は多いと考えており、幅広いターゲットの方にリーチしていきたいと考えているためです。前提として、沖縄でも受託のような仕事の仕方ではなく、今ある事業を一緒に作っていくようなイメージで考えていますし、東京同様に新規事業についても沖縄単体で挑戦していきたいからこその条件設定です。  

沖縄でどんな事業を創っていきたいですか?

翠:既存の事業を一緒に作っていくこともそうですが、沖縄でしかできないような事業も開発していきたいと考えています。ただ、沖縄で創ったサービスだからといって、沖縄だけを顧客ターゲットに据えるのではなく、全国、もしくは全世界で通用するようなサービスを創っていきたいと考えています。そういうチャレンジを通じて事業開発の人材が集まり、そのサービスがじげんを知るきっかけになるといったようなサイクルが生まれる象徴的なサービスを創っていきたいです。 baito  

小さい市場を奪い合うのではなく、市場を大きくして総量を増やす。

沖縄は、綺麗な海、穏やかな人間性等、ポジティブなイメージが強い一方で、大きな経済格差、低い所得、離職率などの雇用問題等、単純に解決できない問題がある。そんな中であえて沖縄でしかできない事業をしたいと語る背景には「社会の問題を事業で解決する」という強い意志がある。  

じげんの沖縄への問題意識はなんでしょうか?

翠:繰り返しにはなりますが、自らの問題意識を解決したいというようなアントレプレナーシップを持った人たちが沖縄県内に留まる仕事や仕組みがないことが問題だと思っています。今実は、沖縄発で事業を創っていこうという県内にある企業の責任者の方々とお会いできることになったのですが、そういう企業がもっと増えて来ると、今度は逆に県外からの人も集まると思いますし、観光業以外のIT業という大きな一つの産業が立ち上がると、大企業や公務員でなくても活躍できる場があるという風に、沖縄に根強い就職観にも変化がでてくると思います。むしろ、そうしないと賃金も上がっていかないし、産業や雇用自体も多様化していかないと思います。BPOも多くの雇用機会を生み出しているという点でとても重要なものだと考えていますが、じげんが拠点を立ち上げるならば沖縄が抱えている問題に対してもっと自立的な解決ができる場を作っていくようなことをしていきたいなと思っています。 okinawa  

東京ではすでにベンチャー企業を選択肢とする就職観も定着していますね。

翠:最近では、優秀な人はベンチャーも選択肢として見据えていて、両方見てもやっぱりベンチャーの魅力が負けないくらいあると思っています。ベンチャーこそ一人の採用が与える影響も大きく、それゆえ成長しているベンチャーは例外なく採用や組織づくりに注力をしています。  

大手志向からベンチャー志向になった要因は何でしょうか?

翠:大きく二つあると考えています。一つは、社会貢献志向の高まりです。「自分が社会のために何ができるのか」「社会に対してどういう事業をやっているのか」という基準で企業を選ぶ人が増えてきています。ソーシャルアントレプレナーに代表されるような考え方がこの10年くらいでだいぶ浸透してきていて、社格や規模ではなく、むしろ事業への共感や自己効力感を重視する働き方を求める流れが強まったように感じています。もう一つは、自立志向の高まりです。団塊世代の親御さんが景気の悪化で賃金削減やリストラに悩む姿を目の当たりにしている人も少なくなく、会社が救ってくれないというか、ぶら下がっているだけではダメで、「自分が強くならないと」というようなことを強く感じて、会社の安定性よりも自分自身の成長による安定性を追い求めるという考えの人が多くなっています。これまでのような独立志向や挑戦意欲の高い人材だけでなく、こういった価値観の変化がベンチャー志向を強くしている要因だと考えています。 mission  

じげんの社員はどういうタイプが多いのでしょうか?

翠:じげんの社員は、「突き抜けた」人が多いですね(笑)不安からというよりワクワクするからやりたいとか、何もないから何でもできる・飛び込んでいこうとか、リスクヘッジよりもリスクテイクをして決断できる人が多い。もともとそういう人は学生時代にも何らかの挑戦をして、持ち前の行動力でとにかく動きまくるので失敗している人も多い、だからこそ「じげんで挑戦したいことや、磨きたい能力やスキル」など目的が明確なケースが多いように感じます。成長する場としてじげんを選んでいたり、自身が解決したい社会への問題意識を持っていたり、そういった人たちは自身の軸が簡単にはぶれないので、目先の困難や精神的な負荷に対しても壁を乗り越えて成果に繋げていってくれています。  

じげんから見た良い人材の定義は何でしょうか。

翠:アントレプレナーシップ(圧倒的な当事者意識)をもった人材です。今回、沖縄発で事業を創っていきたいと考えた時に、最初のコアメンバーのマインドが非常に重要になると考えています。事業創造にしても組織変革にしても、起点は『より良くしたい』という当事者意識であって、単に東京からの受託をやるのであればスキルをベースに採用を進めていくのですが、じげんでは事業や組織づくりに挑戦していくためのマインドを重視して、採用を進めていきたいと考えています。 dgn  

良い人材の定義に沖縄と東京で差はありますか?

翠:沖縄用の採用基準を設けるつもりはありません。最初は少数精鋭でも社内で存在感のある拠点にしていきたいのでしっかり選考に時間もかけていきたいと考えています。 japan  

事業をやる上で、じげんの強みについて教えてください。

10期連続増収増益を実現してきた事業開発・事業伸長させる力やノウハウではないでしょうか。毎年のように新規事業を生み出し、育ててきた力や経験値は、M&AのPMIでも確実に再成長軌道に乗せることで実証できてきています。「事業家集団」を標榜するじげんが持つ様々なアセットをフルに活かして、既存の事業を成長させ、また新たな事業を生み出していってほしいと考えています。  

最後に未来のじげんの仲間に一言お願いします。

翠:「事業で社会問題を解決したい」とか「挑戦したいけどその場がない」と考えている方に対して、じげんは絶好の場であると自負しています。ぜひ私たちと一緒に事業を創っていきましょう。 misu01  
翠 勇樹 株式会社じげん 執行役員 人事責任者 新卒でリクルートグループへ入社、人材ビジネスの営業・拠点立ち上げ責任者・PMIを経験し、人事コンサルにて採用・育成・組織開発・人事制度のコンサルティングに従事。その後、インターネットベンチャーの株式会社じげんに入社、人事部門の立ち上げから関わり、子会社代表取締役の兼務を経て、現在は人事・広報部門の責任者とグループ会社である株式会社ブレイン・ラボの事業組織のPMIに取り組み、代表取締役社長を兼任している。

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