HINT 白井旬の働くあなたへのワンポイントアドバイス|03「仕事にも人生にも役立つアンガーマネジメント(2)」

2017年12月18日
ワンポイント2①
白井 旬 Jun Shirai 沖縄人財クラスタ研究会代表理事 1973年兵庫県生まれ。95年旅行会社のエイチ・アイ・エスへ入社。01年にIT企業のビィー・フリーソフトに転職し沖縄支店長を務める。その後、沖縄県産業振興公社や海邦総研での地域活性化事業、リーダー人材育成事業を経て、特定非営利活動法人沖縄人財クラスタ研究会の代表理事となる。
第3回は【仕事にも人生にも役立つアンガーマネジメント(その2)】です。前回のアンガーマネジメント(その1)では、怒りのメカニズムについてお伝えしました。ひとつは、怒りは第二次感情=「不(負)の感情が溢れたとき、怒りに変わる」ということ。もうひとつは、怒りの原因は自分の中=「理想と現実とのギャップから、怒りが生まれる」ということす。このことを知るだけでも、怒りを客観的に捉えて、上手にコントロールできようになる人もいるので、「心の在り方」によって、人生にも変化がある。というのは納得ができるとこです。 さて、今日は、実際に怒りを感じたとき「どう対応したらよいのか?」について、代表的なものをお伝えいたします。カッとして、厳しいことを言ったり、物に当ってしまったりという出来事は誰もが経験していることと思います。実はこれ、怒りに対して「反射的に反応」をした結果なのです。 ワンポイント3① 諸説あるのですが、怒りの感情のピークは長くても6秒といわれており、その後、少しずつ下がってきます。しかし、この6秒の間に「反射的に反応」をすると、強い口調になったり、時には、重要な判断をも間違えることさえあります。時が経ち、冷静になれば上手く出来たことが、怒りのピークでは、出来なくなることもしばしです。日本記念日協会にも、6月6日は、「(6)ムっとしたら6秒待つ」ということで、アンガーマネジメントの日として認定されています。 ワンポイント3② とはいえ、上司や部下はもちろん、家族であっても、時と場面によっては「6秒」待つのが難しいこともあります。そんなとき、どうすれば良いのでしょうか? それは、目的と手段で分けて考えれば、答えは明確です。目的は「反射的に反応しない」であり、その手段(≒回避行動)のひとつが「6秒待つ」なのです。実は、多くの方が、自然と自分なりの方法で回避行動をとっていることがあります。カッとなったとき、深呼吸をしたり、水を飲んだり、その場から離れてみたりと「反射的に反応しない」ようにしているのです。 ワンポイント3③ その他にも、頭の中に「温度計」をイメージして、ゼロから10まで目盛をつける。という方法もあります。ゼロは何もなく穏やかな状態、10は人生最大の怒りという基準で自身の過去を遡って目盛に入れていきます。その他にも、人生最大ではないが、大きな怒りの場合は7~9、イラッとして思い返してしまうものは4~6といった具合で、怒りの温度計に経験を当てはめていきます。そうすることで、みなさんが怒りを覚えた瞬間に、この温度計を思い出し「人生最大の怒りに比べれば大丈夫!」や「今回の怒りは3ぐらいかな?」といった具合に客観的に捉えることで冷静を取り戻せるようになります。時間もかからないのでお勧めです。 次回も、具体的な「怒り」のコントロール方法についてお伝えしていきます。乞うご期待。
<現在の活動紹介> ドリームプラン・プレゼンテーション(略称:ドリプラ)とは、夢のプランを発表することを通して、多くの方からの共感を得て、夢を叶えるきっかけとするステージのことです。ひとり10分間という時間で行われるプレゼンテーションは、単に夢に関する説明をするのではなく、その価値と魅力を疑似的に体験してもらうことに全力を注ぎます。結果として、多くの観客が魅了され、自然にプレゼンターの応援団となってしまうチカラを秘めています。今年もドリプラ沖縄が、浦添市てだこホールにて2017年6月11日(日)に開催されました!あなたもいつか夢のステージに立ってみませんか? ▼ドリプラ沖縄2017 http://www.human-okinawa.org/ ワンポイント3④  
JOB ANTENNA MAGAZINE vol.3 より

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